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【専欄コラム】剣豪集団会長・鄭剣豪 次は「日本の農業」がくる
以前に紹介した中国に進出した岡山の会社が昨年11月、現地で15周年パーティーを開いたという。当初は従業員がわずか10人足らずだったが、中国で成功をおさめ、いまや500人企業に成長した。日本の中小企業は、こういった大きな業績をあげた話に、イデオロギーを排して耳を傾けるべきではないか。

 多くの日本の中小企業は、中国での成功例について「運が良かっただけ」と決めつけたり、中国不信からハナから疑う傾向がある。だが、ここ30年で中国に進出した企業の78%が、黒字ないし一定の成果を生んでいる事実を認めてほしい。

 前述の岡山の企業の場合、まず経営者が状況を正しく判断した点が成功の第一歩になった。15年前の日本では、円高とバブル崩壊の影響で国内の製造コストが上昇。これを回避するべく、いち早く中国の安いマーケットに移った経営者の機転は、成功の重要な要素といえよう。

 2つ目にあげられるのは、現地に骨を埋める覚悟をもつ幹部の存在だ。この幹部には、現地で心を通わせる有力なパートナーの発掘が任された。

 3つ目は、こだわりのものづくり精神である。すべての企業がオンリーワンである必要はない。優れた技術は勝機を生む源。自信を持って外国に出ることは、日本全体への貢献にもつながる。

 ただ、日本の企業の中国進出も、サービス関連はもはや熟していると言ってもいいだろう。製造、サービスときて次に中国で伸びる分野は、農業と予見する。

 日本の農業は、国内ではもはや競争力がなく、滞った政策のもとで危機に陥っている。この日本の農業を救う道は、中国の大地で花を咲かせること。中国にはいろいろな環境が整っているにもかかわらず、ノウハウがない農業貧困国なのだ。しかもコンパクトな日本の農業は、まさに中国でその特性を発揮できる可能性がある。

 農業が発展すれば、中国の雇用を創出し、同時に農業のノウハウを持つ日本の失業者も中国で活躍の場を見つけることができるだろう。

 日中間の経済交流の3段階として、「ものづくり」「サービス業の中国への転換」を経て、これからの「日本の農業」の活躍に期待したい。

今後の展開が気になりますね
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by tamoti112 | 2012-02-10 12:08 | Trackback | Comments(0)
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